元風俗嬢ライターの過去といま。

風俗経験9年、高級ソープでナンバー2になって見えたものを綴ります。

見るだけじゃなかった!新宿ホテヘル店①

スカウトの口車に乗せられる

夜の新宿をブラついていると“チャラ男”という表現がピッタリなスカウトに声を掛けられました。

なんだろう、ホストとも少し違う見た目で、ギャル男でもなくて…年齢は23歳だと言っていたな。

第一声は、

 

「お姉さん、今の店に満足してる?」

 

でした。何のこっちゃ…と思ってふと足を止めてしまったところからスカウトのトーク炸裂。

私が風俗どころかキャバクラなんかの飲み屋さえも未経験だということを話すと、見るだけでお金になるいいお店があるとのこと。見るっていうのは、男の人が一人でシてるところをね。

バックは30分5000円。まじか…と思ったアホのわたしはホイホイ着いて行ってしまうのでした。本当にアホだな。

 

超いい人そうな店長と面接、からの講習

連れて行かれたのは無料案内所の地下にあるお店。

女の子専用の出入り口があったのでお客さんに会うことなく店内に入ることができました。

事務所に通され、いい人感が溢れる店長と面接…とはいってもチャラスカウトがほとんど喋ってくれたので、わたしはひたすら頷いたり緊張で強張る顔を無理やり笑わせたりしていました。

その後、風営法がなんとやらで身分証を提出。コピーを取られ急に不安になってくるわたし。

 

「ちなみにこの後体験入店できるけど、どうかな?」

 

 店長の問いかけに固まるわたし。確かにこの後特に予定はないし、“体験”っていうくらいだからやってみようかな。無理だったら逃げよう…そんなことをぐるぐる考えていました。

 

「いーじゃん、やってみなよ!終わったら連絡してね~。」

 

チャラスカウトの一声で無事体験入店する流れになりましたとさ。

っていうかお前帰るのかよ、と思ったけど。

 

「じゃ、とりあえず講習ね。その後写真撮ったらお客さん付けるから。」

 

何やら携帯で他の従業員らしき人と連絡を取る店長。

とりあえず講習?なにそれ?見てるだけなのに…?

訳が分からないまま店を出る店長へ着いて行き、新宿の繁華街を数分歩いて辿り着いたのは小汚いラブホテルでした。

 

続きます。

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